三島由紀夫賞 2008年

  作 家 書籍名 表紙
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受 賞 前田 司郎 夏の水の半魚人

小学5年・魚彦の日常とそこに潜むリアルな響きの「エデンの園」からの旅立ちを描いた物語。
著書について女優・桃井かおりさんの読評の中で「私達はまだ大人のふりをした子供だ。」という表現がとても印象的だ。

単行本

夏の水の半魚人

 
文庫本
 
電子書籍
   
候 補 村田 沙耶香 ギンイロノウタ』

少女が無差別殺人衝動にかられる極限状態を描いた表題作。
子供から大人に変わりつつある女性の内なる不安と欲望
を絶妙な言葉で表現する思春期小説。

単行本

ギンイロノウタ

 
文庫本
  
電子書籍
   
候 補 いしい しんじ 『四とそれ以上の国

四国を舞台にした5話からなる短編集。
予測できない文章に戸惑いながらも、読後はなんとも言えない不思議に包まれる。

単行本

四とそれ以上の国

 
文庫本
  
電子書籍
   
候 補 天埜 裕文 『灰色猫のフィルム』

母親を包丁で刺し殺した少年が家を出てホームレスとなる。
ニュースでは警察が行方不明の長男を追っていると・・・。
寂しく、切ない物語。
単行本

灰色猫のフィルム

 
文庫本
   
電子書籍
   
候 補 青木 淳悟 『このあいだ東京でね

東京をテーマにした色とりどりの8つの短編集。

単行本

このあいだ東京でね

 
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電子書籍
   
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