本屋大賞　2008

本屋大賞　２００８年

作　家

書籍名

表紙
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大賞

509.5点

伊坂幸太郎

『ゴールデンスランバー』

首相暗殺の濡れ衣を着せられた主人公・青柳を信じる者達が、その逃走劇を支援する。果たして逃げ切れることができるのか。・・・

単行本

ゴールデンスランバー

文庫本

ゴールデンスランバー (新潮文庫)

電子書籍

ゴールデンスランバー

２位

312点

近藤史恵

『サクリファイス』

あの人を勝たせるために走る。それが、僕のすべて。
自転車ロードレースは勝つことを義務付けられた者（石尾）と、それをサポートする者（チカ）が分担されて世界。
「勝利」とは何なのか、世界を舞台にした青春ミステリー小説。

★★★★★★★★★

単行本

サクリファイス

文庫本

サクリファイス (新潮文庫)

電子書籍

サクリファイス (新潮文庫)

３位

280.5点

森見登美彦

『有頂天家族』

糺ノ森に住む狸の名門・下鴨家。
ある日、父は鍋にされ、あっけなくこの世を去った。
遺された母と頼りない四兄弟。
兄弟が一族の誇りを取り戻すべく、京都の町を駆け回る。
天狗、弁天、宿敵の狸兄弟、入り乱れの化かし合いが今日も始まる。

★★★★★★★★

単行本

有頂天家族

文庫本

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

電子書籍

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

４位

233.5点

吉田修一

『悪人』

保険外交員の女が殺害され、捜査線上に浮かぶ男（清水）は別の女性（馬込光代）を連れ、逃避行をする。
逃亡劇から純愛劇へ、加害者と被害者、それぞれの家族たち。
なぜ事件が起きたのか、なぜ二人は逃げ続けるのか、そして、悪人とは誰なのか。

★★★★★★★

単行本

文庫本

電子書籍

５位

227.5点

金城一紀

『映画篇』

友情、ロマンス、笑い、正義、復讐と五つの物語の力が弾ける感動傑作！！
不朽の名作をモチーフに、映画がきっかけで出会った人々の笑いと涙と感動が詰まった胸が温かくなる傑作の作品集。
映画ファンは必見。

★★★★★★★

単行本

映画篇

文庫本

映画篇 (新潮文庫)

電子書籍

６位

225点

角田光代

『八日目の蝉』

・プロローグ
・不倫相手の子供を誘拐した女・希和子の3年半の逃亡劇。
・事件後、大人になった子供・恵理菜
３章から構成される母性をテーマにした作品。
逃げのびたら、私はあなたの母になれるのだろうか、角田光代の独自の切り口で描かれた理性、愛情、家族・・・
。

★★★★★★★★

単行本

八日目の蝉

文庫本

八日目の蝉 (中公文庫)

電子書籍

八日目の蝉 (中公文庫)

７位

213.5点

桜庭一樹

『赤朽葉家の伝説』

著者が自身の故郷である鳥取県を舞台に、紅緑村という架空の村でに古くから続く製鉄業を営む名家、『赤朽葉家』に生きる三代の女たちの1953年から21世紀にわたる歴史を描く作品。
千里眼の祖母、漫画家の母、そして何者でもないわたしの三つの章。

★★★★★★★

単行本

赤朽葉家の伝説

文庫本

赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)

電子書籍

赤朽葉家の伝説

８位

196.5点

万城目学

『鹿男あをによし』

大学の研究室を追われ奈良の女子高に赴任した教師が奈良公園の鹿に命を受け、日本の滅亡を防ぐために奮闘する前代未聞のファンタジー小説。
タイトルの「あをによし（青丹よし）」とは枕詞で奈良の前につく修辞である。
２００８年、玉木宏、綾瀬はるか、多部未華子のメインキャストでドラマ化された。

★★★★★★★★

単行本