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作 家 |
書籍名 |
表紙
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大 賞
279点 |
リリー・フランキー |
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
200万部を超す大ベストセラー。
本作は小説というよりはエッセイである。
あらん限りの愛情を息子一人に注いでくれた「オカン」。
年老いたオカンが病気になり、田舎に住む場所がなくなった時、一緒に暮らすことができた。
息子に愛され、尊敬され、そして見送られた「オカン」。
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単行本 |
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2 位
196.5点 |
奥田 英朗 |
『サウスバウンド』
元過激派の変わり者の父・一郎が起こす大騒動。
税金なんか払わない、無理して学校に行く必要などないとか、型破りな父に翻弄される家族。
東京から沖縄に移住した家族の絆、息子・二郎が成長していく姿が頬ましく、愉快でたまらない、楽しい作品。
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単行本 |
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文庫本 |
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3 位
190点 |
伊坂 幸太郎 |
『死神の精度』
7日間の調査の後に対象者の死に可否の判断を下す。
人間らしい奇妙な死神の見た6つの人間模様。
以下の6編から成る短編集である。
・死神の精度
・死神と藤田
・吹雪に死神
・恋愛で死神
・旅路を死神
・死神対老女
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単行本 |
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文庫本 |
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電子書籍 |
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4 位
184.5点 |
東野 圭吾 |
『容疑者Xの献身』
ガリレオシリーズ第3弾。
文芸誌『オール讀物』に連載され、2005年8月に文藝春秋より出版された。
自分の人生をなげうってでも守りたい女性ため完全犯罪を目論む天才数学者・石神。
湯川と石神の天才学者同士の2人の間で交わされる難問は読者の想定レベルを超えており、真相に至った時に鳥肌が立つ。
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単行本 |
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電子書籍 |
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5 位
179.5点 |
重松 清 |
『その日のまえに』
重松清による連作短編小説集。
送る側の心の準備について考えさせられ、心が揺さぶられる「死」がテーマの小説。
- ひこうき雲
- 朝日のあたる家
- 潮騒
- ヒア・カムズ・ザ・サン
- その日のまえに
- その日
- その日のあとで
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単行本 |
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電子書籍 |
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6 位
162点 |
島本 理生 |
『ナラタージュ』
若い頃に抱く壊れるまでに張りつめた気持ち。そらすこともできない。二十歳の恋。
大学二年の春、片思いし続けていた葉山先生から電話がかかってくる。美しく残る初恋の思い出に泉はときめくと同時に、卒業前に打ち明けられた先生の過去の秘密を思い出す。切ない思いがほほえましい書き下ろし長編。
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単行本 |
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文庫本 |
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7 位
152.5点 |
町田 康 |
『告白』
実際、明治に河内で起きた10人斬り事件をモチーフに、殺人者のその心の深いところまでしっかり入り込んで描く非常に圧倒的な長編小説。
読者は何とも言えない最高の読後感を味わうことだろう。
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単行本 |
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8 位
152点 |
古川 日出男 |
『ベルカ、吠えないのか?』
1943年のキスカ島。無人の島には4頭の軍用犬が残され捨てられたという事実を理解するイヌたち。やがて彼らが島を離れる日が訪れ、それはイヌによる現代史の始まりだった。
独特の筆致で描かれる多種多様な数世代に渡る犬たちの数奇なで壮大な作品。
著者の着目点や全体構成も素晴らしい。
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単行本 |
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文庫本 |
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9 位
141点 |
桂 望実 |
『県庁の星』
県庁の産業振興課に勤める野村聡。
公務員1種試験を合格した県庁のエリートが県職員人事交流研修で民間のスーパーに派遣される。
一年間の研修を無事にこなして戻れば、念願の係長へ・・・・。 はたしてこのまま「民間」でやっていけるのか?
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単行本 |
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10 位
135点 |
西 加奈子 |
『さくら』
ちっぽけな家族に起こった奇蹟。
「さくら」は、少し風変わりな五人と優しい一匹の家族の物語。
いろいろ巻き起こる出来事が著者独特の勢いで一つの家族に詰め込まれている。
実際の起こりえる「奇跡」。読後にやさしい気持ちになれる作品。
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単行本 |
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電子書籍 |
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