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作 家 |
書籍名 |
表紙
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受 賞 |
小山田 浩子 |
『穴』
夫の転勤で都市から同じ県の県境に近い夫の実家の隣に引っ越すことになった。
仕事を辞めて専業主婦となった「私」。
見たことのない黒い獣の後を追ううちに、私は得体の知れない穴に落ちる。・・・
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単行本 |
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文庫本 |
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電子書籍 |
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候 補 |
いとう せいこう |
『鼻に挟み撃ち』
白いマスクをした中年男がお茶の水駅のそばにある聖橋のたもとで演説をしている。その男には鼻がない。
それをじっと聴いているひとりの男。
なぜ舞台が聖橋なのか。聖という漢字は耳と口は有れど、鼻をなくした字。・・・
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単行本 |
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文庫本 |
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電子書籍 |
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候 補 |
岩城 けい |
『さようなら、オレンジ』
アフリカから逃れてきた難民・サリマは、夫に逃げられ、言葉の分からない異国の地で、夫について渡豪した日本人女性との出会う。
在豪二十年の著者の経験あってこその深く心に沁みる作品。
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単行本 |
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文庫本 |
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電子書籍 |
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候 補 |
松波 太郎 |
『LIFE』
31歳の猫木豊。パートナーの宝田。若い二人(男女)が直面する苦悩や喜びを描く。
猫木は脳内で「毎日だらだらできる国の王」として暮らすダメ男。しかし宝田の妊娠で現実の生活と向き合い始めるのだが・・・・
子供に先天性の異常があるとわかり、動揺する宝田と、それに不満を抱く猫木。お互いに見当違いの三くだり半をつきつけ合う。・・・
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単行本 |
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文庫本 |
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電子書籍 |
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候 補 |
山下 澄人 |
『コルバトントリ』
ぼくはおばさんと暮らしている。
父親は入院していて、母親は昔、車にはねられて死んだ。
時間軸についても父親が子供になって目の前に現れたり、母親が若返って出てきたりと空間の作り方が面白い。
2015年、飴屋法水さん演出により舞台化。
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単行本 |
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