芥川賞 2011年 下半期

  作 家 書籍名 表紙
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受 賞 円城 塔 道化師の蝶

言葉を題材にして、概念・事物との関係性をユーモアを交えて描いた常に新しい文章の可能性を追いかけ続ける作品。

★★★★★★★
単行本

道化師の蝶

 
文庫本

道化師の蝶 (講談社文庫)

 
電子書籍

道化師の蝶 (講談社文庫)

 
受 賞 田中 慎弥 共喰い

高校生の遠馬は、怪しげな仕事をしている父とその愛人・琴子さんの三人で暮らしていた。
遠馬は自分が父親と同じ乱暴な性癖を持っていると分かり、同じ学校の会田千種との不器用な性のやりとりを描く。
そして琴子が家を出てしまい怒った父が、遠馬と仲直りをしようと森の中で待つ千種のもとに忍び寄っていく....。

★★★★★★★
単行本

共喰い

 
文庫本

共喰い (集英社文庫)

 
電子書籍

共喰い (集英社文庫)

 
候 補 石田 千 『きなりの雲』

男に捨てられて、摂食障害などで苦しんだ女性が、裁縫教室の講師として働きだしたことをきっかけに立ち直っていく。
愛おしい人たちとのかけがえのない日々を描き、女流作家ならではの繊細さと、柔らかさを感じさせてくれる長篇小説。

★★★★★★★
単行本

きなりの雲

 
文庫本
   
電子書籍
   
候 補 広小路 尚祈 『まちなか』

文学界2011年08月号に掲載

★★★★★★
雑誌

文学界 2011年 08月号 [雑誌]

 
文庫本
   
電子書籍
   
候 補 吉井 磨弥 『七月のばか』

文学界2011年11月号に掲載

★★★★★★
雑誌

文学界 2011年 11月号 [雑誌]

 
文庫本
   
電子書籍
   
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