芥川賞 2011年 上半期

受賞者なし
  作 家 書籍名 表紙
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候 補 石田 千 『あめりかむら』

三十代での病の再発が疑われる道子が不安を消そうと出た旅先で、体の異変に襲われた。
思い出されるのは、あれほど嫌っていた青年・戸田君のことだった―。
芥川賞候補作となった表題作のほか、「大踏切書店のこと」「クリ」など五篇を収録した著者初の小説集。

★★★★★★
単行本

あめりかむら

 
文庫本
   
電子書籍
   
候 補 戌井 昭人 『ぴんぞろ』

浅草・酉の市でイカサマ賭博に巻き込まれた、脚本家。
流れ流され、地方の温泉街でなぜかヌード劇場で前説をする羽目になる。
三味線弾きのルリ婆と孫のリッちゃんとの奇妙な共同生活。

★★★★★★★
単行本

ぴんぞろ

 
文庫本
   
電子書籍
   
候 補 円城 塔 『これはペンです』

論文の自動生成プログラムを作った伯父と叔父の真の姿を追い求める姪をテーマにした表題作のほか、記憶をテーマにした「良い夜を持っている」を収録。

★★★★★★★
単行本

これはペンです

 
文庫本

これはペンです (新潮文庫)

 
電子書籍

これはペンです

 
候 補 水原 涼 『甘露』

文学界2011年06月号に掲載

★★★★★
雑誌

文学界 2011年 06月号 [雑誌]

 
文庫本
   
電子書籍
   
候 補 本谷 有希子 『ぬるい毒』

主人公女性のもとに、以前の同級生だと言う男が連絡してきた。
見た目が良いだけで中身がない男の嘘に嫌悪を感じながらもその嘘に付き合っていく・・。

単行本

ぬるい毒

 
文庫本

ぬるい毒 (新潮文庫)

 
電子書籍

ぬるい毒

 
候 補 山崎 ナオコーラ 『ニキの屈辱』

人気写真家の「ニキ」。
彼女に心惹かれて公私ともし振り回されるアシスタントの加賀美。
仕事では加賀美をアゴで使い、プライベートでは途端に甘えるニキ。男と女の距離感をうまく描いた恋愛小説。

★★★★★★★★
単行本

ニキの屈辱

 
文庫本

ニキの屈辱 (河出文庫)

 
電子書籍

ニキの屈辱

 
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