芥川賞 2010年 上半期

  作 家 書籍名 表紙
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受 賞 赤染 晶子 乙女の密告

外語大でドイツ語を学ぶ主人公の女子大生・みか子。
日本式の努力と根性を愛するバッハマン教授のもと1月開催のスピーチコンテストアンネの日記の一節を暗唱することになる。
その準備過程から本番迄の日々を描く。

★★★★★★
単行本

乙女の密告

 
文庫本

乙女の密告 (新潮文庫)

 
電子書籍

乙女の密告(新潮文庫)

 
候 補 鹿島田 真希 『その暁のぬるさ』

恋人を失ったことを誰にも言えぬまま、何を見ても思い出す、失った「あの人」。
虚構と事実の記憶が混ざり合う中、徐々に元に戻る女性を描く。

★★★★★★
単行本

その暁のぬるさ

 
文庫本
   
電子書籍
   
候 補 柴崎 友香 『ハルツームにわたしはいない』

「週末カミング」に収録。

★★★★★★★
単行本

週末カミング

 
文庫本
   
電子書籍
   
候 補 シリン・ネザマフィ 『拍動』

文学界2010年6月号に掲載

★★★★★★★
雑誌

文学界 2010年 06月号 [雑誌]

 
文庫本
   
電子書籍
   
候 補 広小路 尚祈 『うちに帰ろう』

専業主夫をしている主人公。
一人娘の子育てと育児で「主夫」の苦労話。
男性から見た午前中の公園の母親社会が良く表現されている。
表題作のほかに「シレーヌと海老」を収録

★★★★★★★
単行本

うちに帰ろう

 
文庫本
   
電子書籍
   
候 補 穂田川 洋山 『自由高さH』

ばね会社の廃工場を借りて木材を鑢り柿渋を塗る男
建物を介し時間と人が静かに緩やかに繋がっていく。

★★★★★★★
単行本

自由高さH

 
文庫本
    
電子書籍
    
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