芥川賞 2009年 下半期

受賞者なし
  作 家 書籍名 表紙
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候 補 大森兄弟 『犬はいつも足元にいて』

兄(1975年生まれ)と弟(1976年生まれ)の兄弟2人の合作。
犬が謎の肉を掘り起こす・・・?。
幼い主人公を取り巻く喧嘩ばかりする両親に、怪しげな友だち、黒子の女生徒、登場人物は多くが怪しげな個性の強いキャラ。

★★★★★★
単行本

犬はいつも足元にいて

 
文庫本

犬はいつも足元にいて (河出文庫)

 
電子書籍
   
候 補 羽田 圭介 『ミート・ザ・ビート』

軽自動車ホンダ・ビートを友人から譲り受けた予備校生。
地方都市の若者の生活を描いた群像小説。
表題作のほか「一丁目一番地」の2篇を収録


★★★★★
単行本

ミート・ザ・ビート

 
文庫本

ミート・ザ・ビート (文春文庫)

 
電子書籍

ミート・ザ・ビート (文春文庫)

 
候 補 藤代 泉 『ボーダー&レス』

在日コリアン「ソンウ」と語り手(僕)との友情小説。
僕ら二人の間にも見えない溝がある。それは決して埋まることはない。それでも何とか見えないふりして・・・。

★★★★★★
単行本

ボーダー&レス

 
文庫本
   
電子書籍
   
候 補 舞城 王太郎 『ビッチマグネット』

妙に仲のいい姉弟「香緒里と友徳」、愛人の花さんと浮気して家を出て行った父「和志」、友徳のガールフレン「あかりちゃん」。
青春×家族小説。

★★★★★★★★
単行本

ビッチマグネット

 
文庫本

ビッチマグネット (新潮文庫)

 
電子書籍

ビッチマグネット(新潮文庫)

 
候 補 松尾 スズキ 『老人賭博』

映画撮影に関わる人の心の黒さや気高さを描く。
北九州のシャッター街が賭けのワンダーランドと化すし、78歳にして初主演の老優・小関泰司のNG回数を当てるというもの・・。

★★★★★★
単行本

老人賭博

 
文庫本

老人賭博 (文春文庫)

 
電子書籍
    
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