山本周五郎賞 2010年

  作 家 書籍名 表紙
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受 賞 貫井 徳郎 『後悔と真実の色

若い女性を殺害し、指を切断する猟奇的連続殺人事件。
犯人に翻弄される警察、捜査一課のエースの活躍と転落、これは警察小説とミステリーを両方楽しめる作品。

単行本

後悔と真実の色

 
文庫本
 
電子書籍
 
受 賞 道尾 秀介 『光媒の花』

「隠れ鬼」「虫送り」「冬の蝶」「春の蝶」「風媒花」「遠い光」6章からなる群像劇。
大切な何かを守るためにつく悲しい嘘、人の心を巧みな表現で描き、読後に心が暫く熱くなる作品。

単行本

光媒の花

 
文庫本

光媒の花 (集英社文庫)

 
電子書籍

光媒の花 (集英社文庫)

 
候 補 和田 竜 『小太郎の左腕』

神的な火縄銃の腕前を持つ少年「小太郎」。
信長もまだ台頭していない1556年の戦国初期を舞台に、この時代を生きる男達の潔さを共感できる作品。

単行本

小太郎の左腕

 
文庫本
 
電子書籍
   
候 補 本多 孝好 『Will』

葬儀屋さんを営む女性の話で、胸が暖かくなり、すっと心に沁みる作品。
前作「MOMENT」から7年。前作は神田が主役であったが、今回は森野が主役。
単行本

WILL

 
文庫本
 
電子書籍
 
候 補 海堂 尊 『マドンナ・ヴェルデ』

前作「ジーンワルツ」の対作品で、代理出産する女性の視点で描かれている。
前作を読んでから、本作を読むことで、より内容を楽しめることだろう。

単行本

マドンナ・ヴェルデ

 
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