| 作 家 | 書籍名 | 表紙 (amazon link) |
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| 受 賞 | 葉室 麟 | 『蜩ノ記』 役所広司さん、岡田准一さんの主演で映画されたベストセラー時代小説。 江戸時代の豊後・羽根藩の奥祐筆・檀野庄三郎と向山村に幽閉中で十年後の切腹を命じられた元郡奉行・戸田秋谷の二人の藩士を中心にした物語で、10年後に切腹を命じられつつも気高く凄絶な覚悟で余生を精一杯生き抜く姿を描く。
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| 候 補 | 伊東 潤 | 『城を噛ませた男』 「見えすぎた物見」 「鯨のくる城」 「城を噛ませた男」 「椿の咲く寺」 「江雪左門字」 全五話の短編集。 史実をきちんと踏まえており、歴史小説の面白さを堪能することができる作品。
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| 候 補 | 歌野 晶午 | 『春から夏、やがて冬』 スーパーの保安責任者の男「平田」。 交通事故で娘を亡くし、ショックで妻にも先立たれ・・ 万引き犯の女「ますみ」との出会い、娘の姿を彼女に重ねてしまう。 基本的には万引き犯には厳しい平田だが、娘と同じ年の女ということで、いつもと違う気持ちになる。 偶然に出会った二人の運命の歯車が究極の結末を迎える。・・・
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| 候 補 | 恩田 陸 | 『夢違』 夢を「夢札」と呼ばれる映像として記録し、再生できるようになった近未来。 「夢判断」を職業とする浩章、生涯のほとんどを研究対象とされてきた「予知夢」を見るとされる結衣子。 小学校で頻発する集団白夜夢。 最後の最後まで夢の中にいるような恩田ワールドの面白さ、驚愕の幻視サスペンス。
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| 候 補 | 桜木 紫乃 | 『ラブレス』 百合江の生涯はまさに波乱万丈だった。 昭和26年。奉公先から逃げ出して旅の一座に飛び込む。 堅実な妹の里実は地元に残り、理容師の道を歩み始めた。 愛に裏切られ続けた百合江を支えたものとは、何だったのか? 姉妹や母、娘、女の壮絶な人生を描く。
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| 候 補 | 真山 仁 | 『コラプティオ』 著者がはじめて政治の世界に挑んだ作品でこの国の政治を問い直す。 東日本大震災直後に出版され、日本の未来を真剣に考えなくてはいけないと思わせる作品。
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