本格ミステリ大賞 2007年

  作 家 書籍名 表紙
(amazon link)
受 賞 道尾 秀介 シャドウ

人間は死んだらどうなるの?そんな会話から3年後、母が死んだ。父と2人の生活。
そして幼馴染・亜紀のお母さんが自殺。。。亜紀が交通事故に遭い、、父までもが、、。
父とのささやかな幸せを願う少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは。

★★★★★★
単行本

シャドウ (ミステリ・フロンティア)

 
文庫本

シャドウ (創元推理文庫)

 
電子書籍

シャドウ (創元推理文庫)

 
候 補 石持 浅海 『顔のない敵』

地雷除去のNGOとしてカンボジアで活動する坂田。同僚のアネットと作業を進めていた。ある時爆音が響き渡る・・誰かが地雷を踏んだのだ。そこには頭を半分吹き飛ばされたチュオンの死体があった。立ち入り禁止区域になぜ入ったのか。坂田の推理が地雷に苦しむカンボジアの真実に迫る。
対人地雷をテーマにした石持浅海の原点ともいうべきミステリー6編。

★★★★★★★
単行本 新書
 

顔のない敵 (カッパ・ノベルス)

文庫本

顔のない敵 (光文社文庫)

 
電子書籍

顔のない敵 (光文社文庫)

 
候 補 京極 夏彦 『邪魅の雫』

「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞いました」「死んだのか」「――自首してください」「死ねばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けねばならない」
昭和28年に大塚、江戸川、平塚と連鎖する毒殺事件に警察も手をこまねいている時に、あの男が現れる。。。

★★★★★★★
新書

邪魅の雫 (講談社ノベルス)

邪魅の雫 大磯・平塚地域限定特装版 (講談社ノベルス)

文庫本

文庫版 邪魅の雫 (講談社文庫)

 
電子書籍

邪魅の雫(1)【電子百鬼夜行】

邪魅の雫(2)【電子百鬼夜行】

邪魅の雫(3)【電子百鬼夜行】

 
候 補 鳥飼 否宇 『樹霊』

植物写真家の猫田は、北海道旅行のなかで神の森で30メートルの巨木が移動したとの話を聞く。
そして日高地方最奥部の古冠村へ向かう。
そこで目にしたのは乱開発された森、移動する街路樹の怪奇、転落死体・・・。
猫田は知り合いの観察者、探偵・鳶山に助けを求め、鳶山が鮮やかに推理する、謎とトリック満載の本格ミステリ。

★★★★★★★
単行本

樹霊 (ミステリ・フロンティア)

 
文庫本

樹霊 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M と 3-1)

 
電子書籍
   
候 補 柄刀 一 『時を巡る肖像
 ――絵画修復士御倉瞬介の推理

ピカソ、フェルメール、モネ、安井曾太郎、デューラーなど肖像画の傷んだ部分、そこに描かれた人物と事件の謎を究明する。
名画に秘められた犯罪を、絵画修復士の御倉が、その絵にまつわる因縁を読み解いていく。
手際があざやかな、美術ミステリー連作短編集。

★★★★★★★
単行本 新書

時を巡る肖像

時を巡る肖像 (ジョイ・ノベルス)

文庫本

時を巡る肖像 (実業之日本社文庫)

 
電子書籍

時を巡る肖像 実業之日本社文庫

 
<<2006年を見る TOPページ 2008年を見る>>
戻る