芥川賞 2014年 下半期

  作 家 書籍名 表紙
(amazon link)
受 賞 小野 正嗣 九年前の祈り

三十五になるさなえは、離婚し、精神的に不安定な息子の希敏(けびん)をつれてこの海岸沿いの集落に戻ってきた。
九年の時を経て重なり合う二人の女性の思い。
人はどんな時でも祈ることだけはできる。

★★★★★★
単行本

九年前の祈り

 
文庫本
    
電子書籍

九年前の祈り

 
候 補 上田 岳弘 『惑星

飽くなき欲望の果てに、人類は金の生成と不老不死を実現する。
空間や発想のスケールが非常に大きく、最後までグイグイと惹きつけられる作品。

★★★★★★★
単行本

太陽・惑星

 
文庫本
   
電子書籍

太陽・惑星

 
候 補 小谷野 敦 『ヌエのいた家』

死にゆく時計職人の父を、なぜか執拗に憎む東大卒のインテリ息子。
「ヌエ」とは死んだ父のこと。

★★★★★★
単行本

ヌエのいた家

 
文庫本
   
電子書籍

ヌエのいた家 (文春e-book)

 
候 補 高尾 長良 『影媛』

日本書紀に描かれた悲恋が、現代に蘇る鮮烈な愛の物語。

★★★★★
単行本

影媛

雑誌

新潮 2014年 12月号 [雑誌]

 
電子書籍

影媛

 
候 補 高橋 弘希 『指の骨』

戦争で負傷した兵士の野戦病院での出来事を綴る心に刺さる作品。
戦争未経験者である著者の、実際に経験してるとしか思えない記述には、ただただ圧倒される。

単行本

指の骨

 
文庫本
   
電子書籍
 
<<2014年 上半期を見る TOPページ 2015年 上半期を見る>>
戻る