アガサ・クリスティー賞
早川書房さんと公益財団法人早川清文学振興財団さんが主催する長編推理小説の公募新人賞。 イギリスの「ミステリの女王」と呼ばれる推理作家のアガサ・クリスティーさんの生誕120周年を記念したもので、英国アガサ・クリスティー社さんの協力のもとに2010年に新設された。 |
作 家 | 書籍名 | 表紙 (amazon link) |
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2015 第5回 |
清水 杜氏彦 | 『うそつき、うそつき』 国民に義務付けられた「首輪型嘘発見器」と、その首輪の除去技術を持つ少年フラノ。 なぜに人は嘘をつくのだろうか・・・。 |
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2014 第4回 |
松浦 千恵美 | 『しだれ桜恋心中』 若手文楽人形遣いの屋島が、ある日、怪しげな魅力を持つ花魁の文楽人形「桔梗」を見つける。 桔梗は『しだれ桜恋心中』という演目専用に作られた特別な人形らしいが、60年前に『しだれ桜恋心中』が上演された際、技芸員が次々と不審死を遂げていた。 人それぞれの感性で楽しむことが出来る奥が深い作品。 |
単行本 | ||
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2013 第3回 |
三沢 陽一 | 『致死量未満の殺人』 雪に閉ざされた山荘で、女子大生が毒殺された。 同じ大学のゼミ仲間で一緒に宿泊していた4人が容疑者。 犯人は一体どうやって毒を飲ませたのか。。 15年後、あと数時間で時効を迎えようとしている時、容疑者の一人がおもむろに口を開く。 |
単行本 | ||
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2012 第2回 |
中里 友香 | 『カンパニュラの銀翼』 1920年代後半の英国。 アンドリューという男の替え玉として生きるエリオット。 目が見えなくなった血のつながらない妹のために実の兄のふりをして通いつめる日々。−− 不老不死への考察は中々興味深い重厚な色に彩られた英国浪漫。 |
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2011 第1回 |
森 晶麿 | 『黒猫の遊歩あるいは美学講義』 若干24歳にして大学の教授となった天才(通称:黒猫)が付き人の女性と共に、学生の自殺の真相など、数々の謎に答えを導き出す全6編の連作短編集。
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